山札をコントロールする
占い師は行動の選択肢に、デッキと手札という二重の制限を受けています。
その代わりに、各行動それぞれを個別に見ると高い性能を持つという職です。
この制限のせいで特定の選択肢だけに偏った動きはしにくいのが特徴なんですが、
魔王のいざないなどを利用することで、ある程度は行動を偏らせることができます。
今回は、特定の行動を多くしたいというときにどういう動きをすると有利なのか、ということを考えてみます。
例として、このデッキを使用しましょう。
聖守護者の闘戦記、天僧構成用のデッキ例です。
このデッキには、入っているタロットに明確な格差があります。
塔・死神・審判・運命が重要タロットで、次点で正義くらい。
それ以外のタロットは、必要性は劣るけれどデッキという制限のために仕方なく組み込まれている立場です。
「山札の先食い」をできるだけ避ける
このように、デッキには有効なタロットとそうでないタロットが混在することが多いですが、
特定のタロットをデッキに含まれる割合より多く使う方法も色々ありますね。
なかでも最有力なのは魔王のいざないです。
その魔王のいざないなんですが、以前はチャージタイムが短かったので適当に使いたい時に使うだけでデメリットはほとんどありませんでした。
今はそれなりにチャージタイムが長いので、特定のタロットを多く使うという目的としては効果が小さくなってしまうタイミングがあります。
どういう時かというと、「山札の先食い」をす…