必要耐性が多すぎる
邪神の宮殿が更新されました。災いの神話と暴虐の悪夢です。

さて、今回は更新されたこの邪神の宮殿の私流にやってきましたので、紹介していこうと思います。
ドラクエ10で攻略情報を調べると、大体出てくるキーワードが
必要耐性、というものですね。
特に邪神の宮殿ではこれが強調されていていることが多いです。
例えば、災いの神話と暴虐の悪夢の場合は、
呪い・混乱・封印必須。
加えてマヒ・即死・雷・ブレスも必要、揃えてから行きましょう。
みたいな感じですね。
うーん、なんというがんじがらめ。
これでは装備の自由度はないに等しいですし、装備を揃えるのも大変です。
なんとかこれ以外の方法でやる事を考えてみましょう。
確かにドラクエ10では耐性の有効性が大きい場面が多いです。
特に前衛で参加する場合はあるなしで大きな差が出るでしょう。
しかし、前衛は体上下に耐性装備を付けても基本的な能力には影響はありませんが、
占い師や魔法使いのような職が耐性に縛られたら攻撃能力は激減してしまいます。
占い師は攻撃だけしかできないわけではありませんが、自身の攻撃も含めてトータルでダメージを底上げするのが基本的な役割です。
(→一張羅には攻魔錬金!攻撃の大切さ)
攻撃向きの錬金効果をつけていくメリットを活かすことができれば有効かもしれません。
幸い、占い師の基本ポジションは後衛です。
もちろん邪神の宮殿では占い師も一時的に壁(前衛)になることはありますが、それが最適の役割というわけではないので、あくまで臨時の行動です。
今回はできるだけ攻撃性能を重視した占い師で邪神の宮殿をやりに行くことにしました!
さて、ちゃんと活躍することはできるでしょうか。
用意したデッキと装備
用意したデッキはこちらです。

必要な補助をしつつ、攻撃役を担うことを目的にしています。
前衛のための力のタロット。
そして邪神の宮殿における占い師の最大の長所と言える、審判。
補助としてはこの2つを残して後はできるだけ攻撃能力が高くなるように考えました。
スウィートバッグで2枚審判があれば、最序盤以外は常に審判を手札に維持することが出来ます。
絵柄は射程距離と効果範囲のマッドスミス、ミケまどうを重視しています。
攻撃役を想定するとしても、この2種はやはり必要だと思います。
恋人が入っていますが、これは大戦鬼セットもつ戦士やパラディン、ためるを使える武闘家などが仲間にいたとき、
自身の攻撃強化に有効かもしれないと思って入れてみました。
力と恋人のタロットは4獄にいくときは、なにか別のタロットに置き換えてしまっていいですね。
候補としては世界、太陽、教皇、運命などです。
装備はこちらです。

武器は1獄、4獄ではムチ。2獄では指定の棍ですね。
弓を使ってサポート能力を重視するというのが普段は私の好みですが、
今回は攻撃役としてのポジションを重視するというコンセプトで行ってみます。
防具は、攻撃魔力錬金のフォーチュンセットです。
頭装備は攻撃能力が下がらないので、耐性を付けるのもいいと思いますが、今回はHP錬金です。
魔蝕やおぞましい雄たけびは回避することができますが、回避不能のギガスローを受けたときにマヒで一時的に手が止まるのがちょっと嫌なので、
指輪にはまんげつリングを選んでみました。指輪は付け替えが手軽で効果も高めなので良いですね。
攻撃を重視しましたが、金のロザリオと機神の眼甲はつけています。
ロザリオはさすがに外さないほうが良いですね。このアクセは強すぎるくらい強いです。
機神の眼甲のほうはダークアイなどにしてもいいかも知れません。
その他アクセで風雷のいんろう、食事にはストームタルト☆2を使っていきました。
攻撃の担い手の重要性
では実際にやってきたケースをみていきましょう。
今回の私の狙いが特に成功したのが、2獄にいったときの回です。

構成は自分のPTは占い師x3に旅芸人。
同盟PT側は、バトマス、僧侶x2、旅芸人となっています。

距離を十分とりつつ、災いの神話から攻撃していきます。
魔蝕は効果範囲が広いので、災いの神話がいるうちは特に注意です。

水流の構えは頼もしい技ですね!ピオラも掛かるので攻撃を犠牲にすることもありません。

どんどん攻撃を回して、手札にスウィートバッグを確保していきます。
このように審判が手札に来ても、慌てて蘇生はしない方が良いです。
普段は僧侶、旅芸人が蘇生をしてくれます。より攻撃が得意な占い師は攻撃を重視して担当しましょう。

ピンチになったら、当然惜しまず審判を使います。
審判はここぞ、という場面で使ってこそですね。

自分が怒りをもらったら、外周沿いに下がって時間を稼ぎます。
逃げながらでも長い射程を活かして攻撃できます。
このように、占い師は壁役(前衛)よりも逃げ役(後衛)に基本的に適しています。
怒り状態が長く続くので、ここでは正義をオーラで使えるととても強いですね!

暴虐の悪夢は光弱点でさらに正義が有効!
2獄は武器が制限されているので、他の獄より強力な前衛も少なく無力化もされやすいです。
占い師が攻撃役として担う役割が、他より特に大きいですね。

時間は結構かかりました。
このように、苦戦すると攻撃が不足して長引いてしまいがちです。
特に災いの神話を倒すまでに時間が掛かると全滅のリスクが増えることになります。
私が攻撃役としてこの戦闘でどのくらい活躍できたのか、与えたダメージをカウントしてみました。
災いの神話へ与えたダメージが全部で、42325。
暴虐の悪夢へ与えたダメージが全部で、48470。
災いの神話のHPは91008、暴虐の悪夢のHPが92820です。
8人戦であるにも関わらず、
災いの神話のHPの47%。
暴虐の悪夢のHPの52%。
のダメージを与えたことになります。
攻撃を最重視して準備した私が大きな役割を果たしたということが分かると思います。
このように、攻撃の担い手というのも負けないために大事な役割の1つです。
そして、占い師はその役割を得意とする職なのです。
他の職がより得意とする役目は基本的に信じて任せて、自分の得意な役目を重視する。
そういう役割分担が楽しいですし、役にも立つと思っています。
1獄ではバランスのいいPTが組まれやすいので、2獄よりは苦戦することは少なそうですね。

自分のPT側は武闘、盗賊、賢者、そして占い師。
同盟側はバト、魔戦、僧侶、占い師のようです。

前衛が無力化されて火力ダウンとなりやすい魔蝕を盗賊が的確にストップ!

魔法戦士は必殺のフォースブレイク!

9999!?
すごいダメージが飛び出しています。マダンテでしょうか。

負けじと死神4999!
武闘家とテンションリンクをしているのが効いています


さすがに早いです。
これくらい優秀なPTだとさすがにいくら頑張っても占い師の与えるダメージの割合は下がります。
災いの神話、暴虐の悪夢、ともに22~3%ほどの割合となりました。
とはいえ、別に役に立っていないというわけではもちろんありません。
楽勝できているうちはそれでいいんです。
型にはまるだけがベストではない
今回の実践では、攻撃重視のコンセプトが上手く機能して活躍することが出来ました。
もちろん、推奨されている装備を揃えることより常に良いというわけではありません。
しかし、このように違うやり方でも十分役に立つということはできます。
攻略情報は参考にしつつ、
たまにはこんな風に遊んでみるのも楽しいと思います!
ドラゴンクエストXランキング
この記事へのコメント
占い師
少し気になることがあったのですが、
災厄と暴虐2体のとき、塔や死神のカードで暴虐を巻き込んで攻撃すると、暴虐のHPがけずられておぞましいおたけびをするみたいな記事をみたのですが、気にせず塔や死神をガンガンつかっていけばいいのでしょうか?
それとも巻き込まないように、2体が離れてるときに、塔や死神、巻き込みそうなら、単体攻撃というかんじですか?
占い師デビューしたばかりで、初歩的な質問になりすみません。
Haresa
暴虐の悪夢の技が変化するのは大体18500くらい削った後なので、
少々範囲攻撃するくらいなら平気です。
ただ、仲間も範囲攻撃を多く使っているようなら巻き込みに注意して使ったほうが良さそうです。
全員占い師の4獄だと注意が必要かもしれません。
1と2獄では殆ど気にしなくて平気だと思います。
参考にさせていただいています。
邪神での占い師ですが、(4獄は除いて)単体攻撃タロットを火力枠の主体にするのはどうかなと思いました。死神の呪いも強力ですが、巻き込みを考えなくてよくなるメリットがあります。また、今回であれば棍装備なので戦車を入れたり、体上呪いでも威力減衰が少ない罪人なども悪くないかなと・・・。獄を限定しなければ隠者も両手(プラズマブレード)やトールナイフ装備の踊り・盗賊とも相性がよいように思いました。
長文失礼しました、これからも頑張って下さい!
Haresa
今回の神話+悪夢では一番強い攻撃は正義、次いで戦車だとおもいます。
ただ、今回は攻撃役を想定してデッキを作りましたので、
攻撃を多く入れる必要があり、塔での耐性低下を重視したムチの使用を想定して戦車は外してみました。
スウィーチバッグやヘルバトラーに配置するのは死神より隠者が良かったかも知れません。
神話+暴虐では呪いはあまり入りませんし、ご指摘のようなデメリットもありますからね。
あとは、2獄では武器は棍固定になるので、戦車を入れていくのも有効ですね。
今回は共通のデッキをそのまま使いました。
戦車をメインに使っている記事もありますので
http://haresa.net/article/446483094.html
良かったらこちらもどうぞ。